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透析の看護師が転職する理由って何?
看護師は転職が多い職種だと言われます。それは、透析の看護師も例外ではありません。
転職に至るには、人によってさまざまな理由があると思いますが、透析ならではの転職理由も中にはあります。
なぜ転職してしまうのかという理由を知ることは、透析が気になっている人の職場選びの参考になるかもしれません。
そこで、実際に透析の現場で働いてみて感じた、透析の看護師の転職理由についてお話ししてみたいと思います。
目次 [目次を隠す]
透析の看護師の転職理由①ルーティンワークに飽きてしまう
透析の看護師の転職理由として1つ目に挙げられるのは、毎日のルーティンワークに飽きてしまうということです。
透析の業務は、基本的に毎日変わりません。透析回路の準備をして、穿刺をして、終わるまで患者の観察と処置、機械のチェックを行って、決まった時間が経ったら透析を終了して…という流れはどこの職場でもほぼ一緒です。
外来透析では、患者さんが透析中に急変するということはあまりありませんし、毎日の仕事は淡々と過ぎていきます。
そこにやりがいを見出せずに飽きてしまい、せっかく仕事を覚えてもすぐにやめてしまうという人が少なくありません。
仕事がルーティン化されていることは楽ではあるけれど、それを好まない看護師も少なからずいます。
ルーティンワークにやりがいを感じにくいということは、透析の看護師にとって大きな転職理由であると言えます。
透析の看護師の転職理由②病棟勤務に戻りたくなる
透析の看護師の転職理由として2つ目に挙げられるのは、勤務条件などから透析を選んで転職したものの、再び病棟勤務に戻りたくなってしまうということです。
透析に来る看護師のほとんどは既卒の看護師です。つまり、そのほとんどが病棟勤務を経験しています。
忙しい病棟業務に疲れてしまったり、育児などの家庭の理由から透析に転職してくるのですが、一部の人は透析業務に物足りなさを感じてしまうようです。
もちろん、透析は透析の面白さがあるのですが、業務内容が単調になりがちであるがゆえ、ある程度慣れてしまうと「もう透析はだいたいわかったからいいや」と感じてしまうのでしょう。
病棟業務の緊張感にやりがいを感じている人だと、透析業務に飽きやすいというのが、透析の看護師の転職理由になっているようです。
透析の看護師の転職理由③業務内容が特殊すぎる
透析の看護師の転職理由3つ目として挙げられるのは、透析の業務内容が特殊すぎるということです。
看護師の仕事は、診療科が違ってもある程度応用が効くことが多いです。
同じ病棟業務であれば、処置や検査など細かな内容は違えど、業務の流れには慣れやすいです。
病棟でなくても、施設などであれば日々行っている日常生活の援助がメインになるだけなので、こちらも慣れやすいと言えるでしょう。
しかし、透析の業務内容は特殊で、透析以外に応用することはなかなかできません。
機械の操作やシャントの穿刺、透析中の管理などは、他の診療科や施設などでは見られないものばかりです。
ですので、透析での経験が長くなってしまうと、他の職場に行くことが難しくなると考えられることが、透析の看護師の転職理由になっているのです。
これから透析を極めていきたい、という人には問題ないのかもしれませんが、他の診療科なども含めて多くの経験を積みたい人や、透析を続けることにこだわりのない人は、長く続ける場所ではないと思ってしまうのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
透析の看護師がなぜ転職してしまうのか、少しイメージがついたでしょうか?
これらの転職理由は、人によってはプラスになることもあります。
専門分野を極めたい、病棟より落ち着いた仕事がしたい、などといった希望がある人には、逆にいい特徴となるなのではないでしょうか。
透析の看護師の転職理由について気になった方は、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょう。
実際にどのような理由で転職したのかなど、具体的な話を聞くことで、自分に合っているのかを考えることができますよ。
執筆者情報
透析看護師の求人 編集部
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