透析の看護師のデメリットって何？それでも透析で働く理由は？

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透析の看護師のデメリットって何？それでも透析で働く理由は？

透析の看護師のデメリットというと、あなたは何だと思いますか？

その特殊さからか、「私には無理」と言って敬遠する人も少なくありません。

そのように思われてしまう具体的な理由とは、何なのでしょうか？

実際に透析の看護師をしていた私が、透析の仕事のデメリットについて、理由も含めて詳しくお話ししてみたいと思います。

透析の看護師のデメリット＝ルーティンワークがメイン

透析の看護師のデメリット1つ目は、ほぼルーティンワークがメインであることです。

毎日の仕事では、透析の始まる時間と終わる時間は決まっており、透析中に行われることもほぼ決まっています。

透析中に患者が急変するなど、臨機応変な対応を迫られることもありますが、外来透析をメインとしているクリニックでは、そのような事態は頻繁には起こりません。

そういったように、仕事のメインがルーティンワークであるところが、病棟業務に慣れた看護師には物足りないと感じることもあるようです。

しかし、デメリットとメリットは表裏一体です。ルーティンワークがメインであるということは、業務の予定も立てやすいということ。

業務の流れがほぼ決まっていて予測がつくために、落ち着いて仕事をすることができます。

また、残業もほとんどなく、終了時間に大きな変化がないので、仕事の後の予定も入れやすいです。

透析の看護師は、ルーティンワークがメインだからこそ、プライベートと両立しやすいとも言えるのです。

ルーティンワークをデメリットと考えるか、メリットと考えるか。あなたはどちらでしょうか？

透析の看護師のデメリット＝他の科でスキルが使えない

透析の看護師のデメリット2つ目は、透析で覚える知識やスキルは特殊なため、他の診療科では応用ができないということです。

透析で使う機械の扱い方や穿刺などといったものは、透析以外の診療科では使いません。

なので、せっかく覚えたそれらのスキルは、透析を離れてしまうと役に立たないことが多いのです。

このデメリットのため、透析で長く勤めるという思いや覚悟がないと、転職するのにハードルが高いと感じてしまう看護師もいるようです。

けれど、やはりここでもデメリットがメリットになる場合もあります。このデメリットを逆に言えば覚えてしまえば、透析でずっとやっていけるということ。

同じ透析の看護師としての転職であれば、その経験は優遇されることもあります。

知識やスキルが限られている分、深めていけばスペシャリストになれる可能性も十分にあります。

キャリアとしての深みを得られやすいのも透析の看護師ならではかもしれません。

透析の看護師のデメリット＝患者対応が難しい

透析の看護師のデメリット3つ目は、患者対応が難しいことです。

透析の患者さんは、病気や治療に対して投げやりになっていたり、自分の価値観を強く持っていたりする人が多いです。

それは、死ぬまで透析を続けなければならないという状況に対する、それぞれの心理的反応であると言えます。

看護師としては、その対応は難しいもの。困ることも多くあり、患者との人間関係を築くことが難しいのが、透析の看護師のデメリットと言えます。

けれど、そんな患者さんも、長く根気強く接していけば、看護師を信頼してくれるようになります。

時間はかかりますが、一度そのように関係を築くことができれば、その信頼は強いものになるのです。

頑固な患者さんほど、そのような傾向があるようにも感じられます。

透析の看護師のデメリットとして患者対応の難しさはありますが、その分、患者と深い関わりができると言ってもいいでしょう。

ここでも、デメリットはメリットにもなり得るということが出来ますね。

まとめ

透析の看護師のデメリットを聞いてみて、どうでしたか？

デメリットはありますが、それはメリットにもなり得るものばかりです。

それに、透析の看護師の仕事には、それを上回るいいところもあるのです。

もし透析の仕事が気になったあなたは、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか？

看護師転職サイトなら、これらのデメリットも踏まえながら、あなたに透析の仕事があっているかどうか、相談に乗ってくれますよ。

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