当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
透析の看護師って楽じゃない!?透析看護師が本音をお教えします!
透析の看護師は楽じゃないというイメージを持っている方が多いようです。
「透析で働いている」というと、多くの看護師の方に「大変ですね」と言われます。
どのようなところが、楽じゃないと思われる原因なのでしょうか。そして、実際はどうなのか、透析の看護師をしていた経験がある私が、お話ししてみたいと思います!
目次 [目次を隠す]
透析の看護師が楽じゃないのは、モンスター患者が相手だから!?
透析の看護師が楽じゃないのは、モンスター患者を相手にするからだと思っていませんか?
たしかに、透析の患者さんは対応が難しい方も少なくないので、その点ではあまり楽ではないかもしれません。
しかし、その患者さんの「モンスターっぷり」というものには、実は理由があることもしばしば。
病気や透析としなければならないいう事実をうまく受け入れられていなかったり、管理の大変さにやや自暴自棄になっていたりといった問題を抱えているから、それが態度や言動に表れてしまうという場合もあるのです。
そういった患者さんには、看護師がじっくりと根気強く関わることで、態度が軟化する事例も多くあります。
私が透析の看護師をしていた当時のこと。初対面のときは頑なに関わりを拒んでいた患者さんに、丁寧に真摯に関わっていった結果、強い信頼を得ることができたという経験もあります。
そういった関わりは、大変な面も多くあります。なかなか態度が和らがない患者と接することは、透析の看護師にとって楽ではないことの方が多いかもしれません。
しかし、「モンスター患者」と言われる患者さんと接することは、透析の看護師のやりがいにつながることもあるのです。
透析の看護師が楽じゃないのは、穿刺が難しいから!?
透析の看護師が楽じゃないのは、穿刺が難しいからだという人も多くいます。
透析で必要とされる穿刺技術は、特殊です。針は長くて太く(15〜18Gが多いです)、穿刺するシャントは、通常の採血で穿刺するような血管とは太さや血流などが異なります。
場合によっては、動脈や人工血管に穿刺をすることも。
そういった特殊な技術が、透析の看護師は楽じゃないと言われる理由の1つなのです。
けれど、穿刺のスキルは慣れです。最初は緊張しますが、回数を重ねていけば、針の扱いやシャントの特徴にも慣れていきます。
慣れてしまえば、穿刺は怖くありません。むしろ、うまく穿刺を行えることにやりがいを見出せるようになるくらいです。
透析がうまくいくかどうかは、最初の穿刺にかかっています。その穿刺がうまく行って、透析が無事に終了したときには、達成感を味わえます。
1回の透析が、自分の手にかかっているという責任感。それは、覚えるのは楽ではないけれど、透析の看護師の大きなやりがいにもなり得るのです。
透析の看護師が楽なのは、実はこんなところ!
透析の看護師は楽じゃないというイメージを持っている人が多いのですが、実は案外楽な点もあるのです。
それは、体がとても楽だということ。
病棟勤務だと、夜勤があって日常生活が不規則になり、体調を崩すことがありませんか?
また、クリニックなどの外来勤務だと、診察が立て込んで目まぐるしい忙しさだったり、午前と午後の診察の間にある休憩時間が長くて、帰宅が遅くなるなんていうことがありませんか?
透析の看護師は、そういったことがないので、とても楽なのです。
透析クリニックは、1日に行う透析の人数がほぼ決まっているので、突然患者数が増えるなんていうことはありません。
また、日々行うことはほぼルーティンで決まっているので、治療が長引くということもほぼありません。
勤務帯も、どんなに遅くても夜遅めの時間には終わります。夜通しでの夜勤はありません。
忙しさが想定できて、決まった時間にほぼ帰れて、夜勤がないという特徴から、透析の看護師はとても楽なのです。
まとめ
透析の看護師の楽な点とそうでない点について、想像できましたか?
楽でない点もありますが、それは向き合って乗り越えれば、楽にこなせるようになることもあります。
楽に働きながら、やりがいも得られるのが、透析の看護師のいいところとも言えますね。
透析の看護師に興味を持った方は、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか。
実際のクリニックの実情を踏まえて、楽な点やそうでない点の話を聞くことができますよ。
執筆者情報
透析看護師の求人 編集部
透析看護師の求人は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。