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透析の看護師の離職率は高いって本当!?実際に透析で働く看護師が教えます!

透析の看護師は離職率が高いと聞いたことはありませんか?

透析の看護師へ転職を考える時、離職率が高いのではないかと気になる人が多いようです。

実際に透析の看護師の離職率は高いのか、離職率が高くなるほど働きにくいのかという点を、透析で実際に働いていた私が解説したいと思います!

透析の看護師の離職率の実際ってどうなの?

透析の看護師の離職率はどのくらいなのか、あなたはご存知でしょうか?

看護師全体の離職率は、常勤看護師で1年間でおよそ10%強と言われています。

分野別での離職率を調べたデータはないのですが、実際に透析で働いていた時の体感としては、看護師全体の離職率と比べても大きな差はないように感じました。

10人いれば、1年後には1人は辞めていく、そのようなイメージです。

しかし、他の分野での経験と比較して感じたことは、透析は就職して1〜2年での離職が多いということです。

透析の看護師の仕事内容は、ルーティンワークが多くなることもあり、業務内容に飽きる、あるいはやりがいを見出せずに辞めていく新人看護師が多いのです。

透析の看護師の離職率は、新人ほど高くなる傾向にあるというのが、実際に働いてみて感じたことです。

透析の看護師の離職率を平均勤続年数で見ると、二極化している?!

透析の看護師の離職率について、次に平均勤続年数という点で見てみましょう。

私が働いていた透析クリニックでの平均勤続年数は、約3年半でした。

この数字をあなたは、長いと思いますか?それとも、短いと思いますか?

この数字が長いか短いかということは、一概には言えません。

なぜなら、勤続年数を個別で見ると、その数字は二極化しているからです。

先ほどもお話したように、実際に透析の看護師で離職する人は、3年より短い期間で離職する人が多いです。

ということは、極端に短い勤続年数で離職するか、逆に長く勤めるか、どちらかに偏るということがほとんどなのです。

透析の看護師が好きになれたり、やりがいを見つけられたりすることができれば、長く勤めることができます。

それができなければ、すぐに辞めていく人がほとんど。

この事実からも、透析の看護師の離職率は新人ほど高く、ベテランほど低いということが言えるでしょう。

透析の看護師は離職率だけでは評価できない!

離職率は一般的に、その職場の働きやすさの指標となると言われます。

しかし、透析の看護師の離職率は、それだけでは働きやすさの評価の指標とはできないのです。

透析の看護師は、慢性期疾患の患者さんを対象とします。その看護には終わりがなく、患者さんが亡くなるまで続きます。

その特徴が合わずに、働きにくいと感じる看護師も多くいます。ですので、一概に離職率で働きやすさを評価できないのです。

急性期のような目まぐるしい忙しさにやりがいを感じる看護師だと、透析のような慢性期の看護は物足りなく感じてしまい、離職する原因となります。

逆に、じっくりと向き合う看護にやりがいを感じる看護師にとっては、透析の看護師はぴったりなのです。

透析が自分のやりたい看護に合うかどうかが、長く勤めるか、あるいは離職を決断するかというポイントになると言ってもいいでしょう。

なので、透析の看護師の離職率だけでは、職場の働きやすさの評価をすることは難しいのです。

まとめ

透析の看護師の離職率について、実際のところをイメージすることができたでしょうか?

離職率が高めだと、働きにくいと思って敬遠する人も多いでしょうが、それだけで判断するともったいないこともあります。

離職率に関わらず、自分のやりたい看護に合う職場を見つけることができれば、長く快適に働くことができるのですから。

透析の看護師について気になった方は、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか。

実際のその職場の看護師の離職率や、働きやすさのポイントについても、詳しく話を聞くことができますよ。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ透析看護師の求人 編集部

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